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いざ、お見合いパーティーへ
お見合いパーティーは夜の7時から。 私は仕事を早めに切り上げて会社を出ました。 会場に到着したのは10分前ぐらい。 入り口のところの受付に何人かの男女が並んでいました。 ちょうど混む時間帯だったようで、 私の後ろにもすぐに列が出来ました。 そのとき、体に電気が駆け抜ける感覚が走る。 私の真後ろに並んだ女の子のなんとも可愛いこと。 一瞬だけその娘と目が合いました。 向こうがすぐに目をそらしたので、...
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2回目のパーティーの日が来た。 外は今にも雨が降りだしそうな感じだった。 空は濃い灰色の雲に覆われていて縁起が悪い印象を与える。 今日のお見合いパーティーの行く末を暗示しているかのようだ。 「きっと上手くいく」 私は自分に言い聞かせた。 恐怖心のようなものがこみ上げてきてパーティーに行く気持ちを失わせようとするから。 でもここでやめてしまったら私は一生彼女などできないだろう。...
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